2010年7月4日日曜日

コンピュータ昔話(PC起動をなぜブートと言うか)

みなさんは、PCを立ち上げる際にブート(Boot)するといいますが、なぜかご存知でしょうか?昔のコンピュータでは、ハードウェアリソースが限られており、そのためにシステムを立ち上げるために必要なプログラムをROMに書き込んでおくことができませんでした。
そこで、最低限の入出力を行う処理だけがコンピュータハードウェアとして用意されており、PCを立ち上げるプログラムをメモリにロードする手順(ブートストラップローダー)を行った後、立ち上げ少しずつ機能を加えながら立ち上げを繰り返しました。まるで、靴紐を編み上げるようにコンピュータを起動するために、コンピュータの立ち上げをBootStrap(靴紐)と言いました。ブートストラップからストラップが無くなり、現在では、PCを立ち上げるのにブートと言うようになりました。


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